クリスマスも過ぎ・・・?
(↑リアルトで見つけた、フェルト製のプレゼピオ。モコモコしているところが、ちょっとカワイイ)
クリスマスもあっという間に過ぎ、今年もあと僅か。
きっと今頃日本の街では、あっという間にクリスマスからお正月への衣替え(?)が行われて、クリスマスの残り香は既に消えているのではないだろうか。
一方こちらヴェネツィアでは、まだまだサンタさんやクリスマス・ツリーがたくさんお目見えしたまんま・・・。
「クリスマスから新年への転換の速さ」・・・これって世界中こうじゃないんだな、と知ったのは、こちらヴェネツィアに住んでからのこと。
そして時々クリスマスの時期に日本に帰ると感じるようになったのは、
「あれ?イエスとマリアがいない・・・」ということ。
日本のクリスマスで目立つのは、なんといってもサンタクロースとクリスマス・ツリーで、イエスやマリアを含めた聖家族は殆ど見かけない、ということがどうも気になる(別に悪い意味ではないのだけれど)ようになった。
「日本は仏教国だから、宗教的色彩は濃くせずにクリスマスというイベントを祝う」と言ってしまえばそのまんまなのだけれど。
一方、こちらカトリックの総本山(?)バチカンを擁するイタリアのヴェネツィアでは、サンタクロースと共に、もちろんイエスやマリアもたくさん街にお目見えするし、クリスマスが過ぎたからといって、すぐにその飾り付けをしまい込むこともしない。
年が明けて新年になっても、まだサンタさんも、クリスマス・ツリーも、イエスもマリアも街にたくさんいるのです(笑)。
これは、クリスマスという祝日の後、年明けの1月6日が公現祭(エピファニア)で、キリストの顕現を祝う日まではキリストの降誕節として続いている、という考えがあるからだろう。
1月6日を過ぎるとさすがにサンタさんやクリスマス・ツリーも姿を消すけれど、
新年早々にイタリアを訪れた日本人にしてみると、「あれ?年が明けてもまだサンタさんがいる・・・」という発見(?)になる。
同じクリスマスでも、各国色々な祝い方だなあ、という実感。
でもきっと、多くの子供達にとって「サンタさんがプレゼントをくれる」祝日は同じように嬉しい日に違いないんでしょう。
by sumiciki
| 2012-12-28 00:36
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