ヴェネツィア・スクラップブック

カテゴリ:日本( 9 )




帰国する度におのぼりさんになっていく私・・・「映画館編」

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イタリアから日本に出発する前に考えていた、
今回の瞬間帰国(日本滞在丸三日間)で、やっておきたかったこと。(以下優先度順)
1 結婚式出席(やっておきたかった、というよりこれがメインイベント)
2 お墓参りなど、家の諸用事
3 NODA MAP公演「BEE」観劇
4 映画「テルマエ・ロマエ」を観る

結婚式前日は何か用意が必要な事があるかもしれないし、などと考えて、今回は友人知人の皆さんと会う予定を、涙を呑んで割愛(というか、物理的にも難しかったのだけど)。

まず1と2はよしとして、
・・・で、もし諸用事の前後に時間ができたら、是非行ってしまいたい!と熱望していたのが、3と4の舞台と映画。

野田秀樹さんの舞台は日本に住んでいた頃から大好きだったのだが、
なにしろイタリア在住では、「ちょっくら公演を観に日本へ」、とはいかないのが哀しいところ。
しかも私が日本に帰国している期間に公演があることの方が珍しいので、イタリアに住み始めてからは、とんとご御無沙汰してしまっていた、野田さんの舞台。
あの「BEE」が、私の帰国期間中に再演されているとは!!
と感激したのも束の間、前売り券は当然売り切れ、当日券(前日に電話予約)を試すも、予約受付の開始時刻から30分電話をかけっ放しでも繋がらず、繋がった時には「当日券は予定枚数を終了」という、なんとも無慈悲なオネエサンのアナウンスが。
ただでさえ少ない貴重な72時間(←時間刻み)のうち、電話かけっ放しの上成果ナシという、あまりに哀しい時間の無駄遣い。無念。
という訳で3がダメだったので、是非とも4の映画は観なければ、と気合いを入れていた。

映画「テルマエ・ロマエ」を、自宅の最寄りの映画館、新宿ピカデリーで観ることに決め、途中通りがかりにあるチケットショップで前売り券を買う。
上映時間にはまだ1時間半ほどあったので、ランチしたり近くの店を覗いたりして時間を潰す。
さて開場時間が近づき、映画館入口の人混み(すごい人混みだった!なにしろロードショー翌日&祝日の午後だったので)の中で私もスタンバイして、いざ開場・・・・・・。

と、この時になって気が付いたのだが、私が持っているチケットと、周りの人達が手にしているチケットがどうも違う。あれ・・・と不安がよぎった時、チケットのもぎりが私の番に廻ってきた。
もぎり係のオネエサンが、申し訳なさそうに(でも「お客さん、わかってないねー」と目が言っている気がしたのは、私のヒガミだろうか)、「このチケットでは、申し訳ありませんが、満席の場合はお入りいただけません」と言ってきたのだった。

この時の私のショック、ご想像いただけるだろうか。
私の周りの沢山の入場者は、ずんずん入場していく。私の知らないチケットを持って・・・。そこで私一人がダメ出しされて、少し大袈裟に言うと、まるで東京という街から拒否された地方から出て来たばかりの人の心境だった(まあその通りなのだが)。
もしここがイタリアだったら(つまり個人交渉次第ということ)、チケットのもぎり係のオネエサンに、「イタリアから、この映画を楽しみにやって来たんです!日本には3日間しかいないんです!どうしても、このスバラシイ評判の映画を観たいのです!立ち観でも全然OK!!」と攻めに掛かるのだけれど(イタリアでは、試しにまずやってみるとやり方次第で成功することが度々ある)、この東京の映画館のスタッフには通用しないだろう・・・と士気も失せて、その次もまたその次の上映も満席と言われ、しょぼしょぼと帰途に着いたのだった・・・。

イマドキの映画館(というか、大分前から映画館ってこういうシステムだったんだろうか)では、チケット売り場で席の指定をする、らしい。
私の記憶では、映画館の指定席って有料だったのでは。それが全席指定??皆さんリッチだわー、とますます利用の仕方が分からない。

結局、ここの映画館では座席の指定が無料でできたのだった。私は、1時間半の時間潰しの前に、ここで席の指定をしておくべきだったのだ。今更気付いても遅い。ああ。
それにしても、貴重な72時間のうち1時間半(移動も含めると2時間半)を棒に振り、「くう~っ」という感じだ。

それでも執念でリベンジ。日本滞在最終日の朝イチで。
2度目にして、やっと映画が観られた。

それにしても、都心の映画館のスゴイこと。スピードと、マス(集団)の動かし方と、時間の刻み方と。
私の時代(って何歳なんだ)の映画館って、もっとまったりした場所じゃなかったか。
上映本数の多さ。チケット売り場の行列。チケット売り場の販売員は10人もいた(思わず数えた)。大量のチケットを、じゃんじゃん売っていき、すごいスピードでさばいていく。
うーん、もう、とても私では着いていけなくなっている・・・。衝撃的だったので、思わずチケット売り場の写真を撮ってしまった。

映画を観るのも一苦労の、おのぼりさんの東京、なのでした。

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by sumiciki | 2012-05-04 23:28 | 日本

成田空港のマイ・ブーム

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突然ですが、先日日本に「とんぼ帰り(返り?)」帰国をして来ました。
結婚式に出席する為の帰国だったため、日本滞在は丸3日と非常に短かったので(あ~っ!という間に過ぎました)、どなたにもお会いできない為ご連絡もせずに失礼致しました!
今このブログを読んでいただいている日本の友人&知人の皆さまには、この場をお借りしてお詫びします(しかも簡単ですみません:苦笑)。
次回、休暇で帰国する時に、ゆっくりお目に掛かりたいと思っています。

さて、話題は変わりますが、私が成田空港で毎回通う店があります。
「銀座 博品館」の成田空港店が、出発ロビー近くのプロムナードというのか、お土産屋さんやレストランなどが並んでいる辺りにあります。

ここに・・・・・すごい「マシン」がある!!! ↓

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ズバリ、「プリクラ」(←もう死語でしょうか)ならぬ、「プリCUBE」。
顔写真(データでも可)を持参してマシンでスキャンすると、お好みのフィギュアにその顔を貼り付けてもらって「世界でひとつだけの」フィギュアが完成。

私などは毎回、成田空港から出発する度にこのマシンの前に足を運んでいるのだが、こんなに楽しいマシンがなぜひっそりと佇んでいるのか(なぜ行列ができていないのか)全く分からない。日本では「プリクラ」系マシンはもう古くて見向きされないんだろうか?

思わず、応対してくれた店員さんに「こんなにオモシロイ機械(←機械という表現がいいのかどうか)なのだから、もっと宣伝すればいいのでは?」と我ながら余計なことを言ったら(←でも褒めている)、
その店員さんがちょっと嬉しそうに、「銀座の店舗の方に、以前来日されたブラッド・ピットさんが足を運んでくださり、これが気に入られた様で、連日スタッフを連れてみえた」のだと教えてくださった。
おお、やはりブラッド・ピットはこのマシンの面白さが分かる男だったのだ、さすがブラピだ、と妙なシンパシーを感じつつ、今回もここでフィギュアをひとつ作成。

ブラピの例を出さずとも、コレ、以前イタリア人へのお土産に作って持っていったら、現在人気沸騰中、なのである。・・・・・・私の周りだけだが。

以前、イタリア人の友人の顔写真で「忍者フィギュア」を作ってお土産に持って行った
→彼が嬉しくてキーホルダーに付けて持ち歩いた
→それを見た(見せびらかされた)友人達から「ボクも~!」とリクエストが入り続けているのである。

フィギュアにも色々あって、私が選ぶのは「忍者」とか「新撰組」が多いが、他にも「キティちゃん」とか「ゴジラ」とかアニマル系とか、「(着物姿の)お姫様」など、種類も豊富である。

今回の出来上がりは・・・こちら!!「忍者(黒)」。

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お土産ばかりでもつまらないので、前回は私も自分用に作ってみた。
ゴレンジャー系?の「モモレンジャー(もどき)」。
上方1枚目の写真が、「閉」状態モモレンジャー(もどき)。

「開」状態は、こちら ↓ 。
ちょっと顔写真がイマイチで、ズラのようになってしまっているが・・・。

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(ちなみに、写真はデータでも可ですが、プリントアウトした写真の方がより美しく仕上がるとのことです。)

どうでしょう、みなさんも作りたくなってきたでしょう?(←ちょっと疑問)
今度成田空港へ行く方、是非トライアルしてみてください。
イタリアで話題になると思いますよ(多分・・・)。

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銀座博品館 成田空港店

〒282-0011
成田市三里塚 成田国際空港内第1ターミナルビル
中央棟4階
○ TEL:0476-32-6458
○ 営業時間:7:30~20:30
○ 定休日:年中無休
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by sumiciki | 2012-05-02 23:45 | 日本

2012年3月11日、イタリアの新聞記事


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あの、東日本大震災から1年が過ぎた、2012年3月11日。

当日はこちらイタリアのテレビでもいくつか特別番組が放送されたようだ。テレビニュースでも、被災地での追悼式や天皇皇后両陛下が列席なされた東京での追悼式典の映像などと共に報道していた。
ただ私は、あいにくその日はヴェネツィアを留守にしており、長い時間テレビやインターネット等をチェックできる環境になかったので、せめてもと思い日刊紙「コリエッレ・デッラ・セーラ」を買い、震災から一周年の日本に関する記事を探した。

・・・復興に取り組む人々のこと。原発に対する数々のデモが続いていること。南三陸ではこの地を離れる人口が増加(約2200人減とあった)、だが製造業の85%が無に還った状態で、仕事を無くした人々はその地を離れざるを得ない現状のこと。漁業と船舶が受けた甚大な被害のこと。被災地の方々が願う「安定した生活」のこと。被災した方々の精神的なトラウマのこと・・・。
一紙面の4分の3程を割いて、いくつかの写真と共に掲載されていた。

掲載されていた写真は、震災直後の気仙沼の瓦礫の原と化した写真と今日の(瓦礫が取り払われた状態の)同じ場所の写真。大船渡の仮設店舗。津波の被害を生き延びた1本の高い松の木(陸前高田)。南相馬で2人のお坊さんが雪の原に祈っている後姿。

記事全体からの印象としては、正に文字通り「震災から一周年」、一年前の震災被害とその復興に焦点を当てた内容で、原発問題について書かれている部分は、それに対しデモが繰り返し行われているという記述程度で大分少ない、と感じた。
放映時間の長い特番などでどこまで詳しく穿って日本の現在の原発問題を扱っているかは、見ていないので何とも言えないが、全国紙の新聞記事レベルでは「震災復興」に比べて日本が抱える「原発」という大問題のウェイトは少ない気がした。

日本が抱えるこの人類共通の大問題は、他の国々にどの様に、そしてどれほど、伝わっているのだろうか。
それが記事を読んだ後、強く感じたこと、だった。
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by sumiciki | 2012-03-16 01:16 | 日本

「赤鬼と青鬼のタンゴ」にシビレる

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今回の日本滞在中、家でテレビ(NHK)をつけっ放しにしていたら、突然「みんなのうた」が始まった。
「おっ・・・」と思わずテレビに近寄った途端、なんと懐かしの「赤鬼と青鬼のタンゴ」が画面から溢れ出して来たではないか。
ずーっと忘れていたけれど、歌が始まったら自分の口から歌詞がスラスラと出て来ること出て来ること、我ながら驚いた。「あーきかぜの、フー、わーすれもの、フー」と、一緒に一曲、全部歌った。(ちなみに歌は「あしたのジョー」の尾藤オサムさんだった。昔は知らなかったが)。
かれこれ、30年か35年位昔だろう、この歌を口ずさんでいたのは(年がバレるが・・・)。
アニメーションも昔のまま。タンゴのリズムに合わせて「フー!」と合いの手を入れるキュートなウサギ達もそのまんま。

ちなみに昔と変わらず2曲で構成されていて、もう1曲は「走馬燈」。岩崎宏美さんの艶やかな声の美しいこと。
この歌は憶えていないなあ、知らない歌だな、でもいい歌・・・などと思いながら聴いていたら、途中で突然、「あ、このメロディーとこの絵だったんだ・・・」とじーんと来た。冬、雪深く埋もれた山間の厩と、馬と着物の少女の絵。
全く忘れていたものが実は知っていたとはっとする瞬間の、懐かしさを伴う小さな驚き。この貴重な瞬間には、滅多に遭えるものではない。

やっぱり、歌は、ずっと歌われるのがいい。
「みんなのうた」は不滅だ。バンザーイ!
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by sumiciki | 2012-01-30 17:46 | 日本

トイレ狂騒曲

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今日、日本のトイレは、スゴイ事になっている、と思う。ここまで来るともう、スペクタクルの域である。

先日、日本に旅行で来たイタリア人の友人(女性)は、トイレ(洋式)で用を足した後、洗浄用のボタンがどれか分からず、それらしいボタンを押した途端、ウォシュレットの水を顔面に浴びたらしい。(恐らく、ウォシュレットなどのボタン近く、つまり便座近くに顔を近づけていたものと思われる。)

ギャハハ、と他人事の様に話を聞いて笑っていた私だったが、先日親戚の家を訪ねた時、到着してまず手を洗おうと洗面所に入ったところで、蛇口を捻った途端、脇のシャワーから水が噴き出し、手を洗うつもりが髪に水を浴びた・・・。そうだった、日本の昨今の洗面所では、洗面所で朝シャワーとかなんとかで、シャワー水栓があったりするのだ・・・と気付いた時は遅かった。これはトイレではないけれど、前のイタリア人の友人を笑えない有様である。

先日渋谷のとあるデパートのトイレに入って、イタリア人の友人が被った顔面ウォシュレット攻撃の理由が頷けた。
ボタンが沢山、便座の脇に並んでいるのだが、全て日本語表記のみ。しかも洗浄ボタンだけがなぜか別に壁付けとなっているのであった。
別に「全てに英語表記を」と叫ぶつもりはないし、イラスト付きのボタンもあるのだが、もしここに英語表記があれば、トイレの個室内(つまり誰にも訊けない状態)での外国人の悲劇(喜劇?)はぐんと減るだろう。

まあしかし、仮に英語表記があったとしても、日本の(超)多機能トイレに初対面する外国人には、ワケが分からないのは同じではないか。

例えば・・・
用を足した後で、彼女(仮に女性用とする)に必要なことは、「洗浄」の一点に尽きる。
しかしどれが洗浄ボタンか分からないので、数あるボタンを片っ端から押していく。
水が流れる、と思ったら、水は流れずお尻に水が当たって「ひいい」となり、隣りのボタンを押すとその水ノズルが前方に移動(「ビデ」)、隣を押すと温風がお尻を撫でる。その隣のボタンを押すと、水は流れずなぜか水の音だけが聴こえてくる・・・。
外国人の利用者は、今日の日本人がトイレでの用足しという単純な生理的行動を、どれほどまでにスペクタクルに行っているか、ここで身をもって知るだろう。

用を足す前にだって、便座のフタは自動で開くは、便座に座るとほかーと温かいわ、驚きは多い筈(いちいち驚いているのは私だけだろうか)。

話は少し逸れるが、先にも触れた某社の「音姫」という、水の流れる音だけ出す装置。その装置の話をすると、私の周りのイタリア人の場合、かなり盛り上がる。
「女性は、自分が用を足している時の音を他人に聞かれるのが恥ずかしいから、そのリアルな音を消すために水の音が出る装置が日本の女性用トイレには付いている」というと、そのスペクタクルさに悲鳴をあげる。殆ど、未知との遭遇、である。
それに「もともとは実際の水を流して用足しの音を消していたのだけれど、それでは水が勿体ないという事で、節水の目的で水の音を出す装置ができた」という説明を加える事も可能ではあるのだが、ここまで話すと彼等には意味が分からず質問攻めの可能性大なので、これは敢えて言わない。

日本のトイレよ、何処までいくのか・・・。
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by sumiciki | 2012-01-12 03:12 | 日本

新春初ライブ!in 東京

知合いに誘って頂き、渋谷のライブ・ハウスTAKEOFF7に出掛ける。
民謡の歌い手伊藤多喜雄さん率いる「ヤポネシアンオールスターズ」が出演。
民謡、津軽三味線、尺八、ベース、ピアノ、ドラムのチームである。

民謡のライブは、初めてである。
民謡が、こんなにスッと心に入ってくるものだとは。自分でも意外だった。

話が飛ぶが、以前「オー・ソレ・ミオ」をアンドレア・ボチェッリが歌っているのを聴いて、ええっ?!と、はっとした事がある。誰でも知っている、そして誰もが口ずさむナポリ民謡を、彼が歌うとこうなるのか。こんなに美しい歌だったのか(別に歌が美しくない、と言っている訳ではないが)。

多喜雄さんの「こんぴらさん」や「ソーラン節」も、それだった。誰でも知っている歌が、こんな歌だったんだ、と。
民謡というのは、なんと聴き応えのある曲たちなのだ、と響く音を、腹で感じた。

「愛しき大地」という曲には泣いた。なぜ涙が溢れたか、は自分でも分からず。多喜雄さんの歌に泣けたのか、音楽に泣けたのか、歌の後ろに、被災した東北が被さって泣けたのか。これからも分からないだろう。
「いい歌に打たれた」のだ、ということだけが、確か。

多喜雄さんの前にも若手の方々の短いライブがあり、それらも津軽三味線だったりお琴などを使った演奏だったのだが、意外にも「和の音(お琴や三味線)とのラブソングがイケル」というのも発見。今時の日本人の女性の恋心を表現するのにも、和の音というのは素直で、しっくりしているのかもしれない。


「新春輪音祭」
出演:佐藤 通芳&吉度 模彌、ひめひおをぎ、ヤポネシアンオールスターズ[伊藤多喜雄(唄),柿崎竹美(唄),廣原武美(三味線),松本宏平(尺八),竹田弘樹(ベース),堀越明(ドラム),江草啓太(ピアノ)]
主催:渋谷TAKE off 7
2012年1月6日

伊藤 多喜雄さん オフィシャルHPはこちら↓
http://takiopro.com/
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by sumiciki | 2012-01-06 23:45 | 日本

日本で、テレビで見たものは・・・

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2012年1月3日、夜21時~23時の2時間特番で、年明け早くもヴェネツィア特集の番組を放映していた。
タイトルは、「BS民放5局共同特別番組TASUKI・つながる想い 石原さとみが巡る!水の都・ヴェネツィア ~受け継がれる1000年の伝統~」。
ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれない。

私は、その時間帯は予定があって外出していたので、録画したものを翌朝観た。
「TASUKI」をテーマに、水の都ヴェネツィアに伝え継がれる伝統を紹介していく。ゴンドラ漕ぎとゴンドラ制作、ブラーノ島のレース編み、ムラーノ島のガラス、彫金、活版印刷、ヴィヴァルディの音楽、等々を、時々例えばドゥカーレ宮殿、トルチェッロ島のロカンダ・チプリアーニ(世界の著名人やヘミングウェイが滞在したことで知られる)、バーカロなどを織り交ぜながら紹介していく。

私も、「あ、ここ知ってる」とか「へえ、知らなかった」とか言いながら、楽しく観ていた。
1時間半位観たところで・・・「え!?」。
突然テレビに映っていたのは・・・私の住むアパートだった。

ちなみにシーンは、活版印刷のジャンニ・バッソさんのお店の紹介コーナーの前。
黄色い建物とその外壁にあるプレート(「ここにアルド・マヌーツィオが住んでいた」と書かれている)を映して、15世紀末~16世紀のヨーロッパに名を馳せた出版人アルド・マヌーツィオを紹介している、あの建物。
日本滞在中はヴェネツィアの友人にお世話をお願いしているグリーンの鉢植えも、綺麗に映っていた。

それにしても、私はしばしば寝ボケ顔のボッサボッサ頭で(当然ながら恐ろしいスッピン顔)窓を開け、鉢植えにジャバジャバと水をやっている・・・そんな時にテレビカメラが来なくて本当によかった・・・(まあそんな私を映すことも無いだろうが・・・)。

アルド・マヌーツィオについては、せっかくなのでポチポチ調べてみようと思っていたところ。今回テレビに先を越されてしまいましたが、またそのうちにボチボチとこちらのブログでもご紹介できたらと思っています。当時の出版を巡る世界というのは、なかなかエキサイティングなのです。
(ちなみに塩野七生さんの著作「海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年」「ルネサンスとは何であったのか」にも、アルド・マヌーツィオについて書かれています)。

それにしても、帰国&新年早々、我がアパートとテレビでご対面することになるとは、思ってもみなかった・・・。

(写真は番組HPより拝借。HPはこちら↓)
http://www.bsfuji.tv/top/pub/tasuki05.html
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by sumiciki | 2012-01-04 22:30 | 日本

賀正

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明けまして おめでとう ございます。

今年が、喜び多き一年と なりますように・・・。
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by sumiciki | 2012-01-02 13:13 | 日本

空港から我が家へ・・・の道中

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ヴェネツィアから、日本(東京:成田空港)に無事、到着。
ここから日本、である。

成田空港のキレイさ(というか、コワレタ感やユーズド感の無さ)に感心し、
成田エクスプレスの空港駅ホームにあるドリンクの自動販売機に反応し(なんと沢山あるのだ!電気は食わないのだろうか?)、
成田エクスプレス列車内のワゴンサービスのオネエサンに感心し(車輛を出て行く時に、通ってきた車輛の乗客に向かって丁寧なお辞儀をする!乗客は別にお辞儀を返すわけでもないのだが)ながら新宿へ向かう。

たまたま一緒のフライトだったイタリア人の友人と、彼女を迎えに来たヴェネツィア時代の友人達と、新宿のセガフレッドのカフェに入る。
ここでは、店員さん同士がオーダーを伝え合う時に、なぜだか最後に皆「・・・・・・ペルファヴォーレ(イタリア語でお願いします、の意)!」とそこだけイタリア語で付けている。なんとも不思議だ。お店のマニュアル、なんだろうか。
海外の和食レストランでスタッフ同士がオーダーを伝える時に日本語で「お願いしまーす」と言い合っていたりもするんだろうか、ちょっとカワイイけど変わってるなあ、とそんなところに反応している。(しかし我々のスーツケースを1階で預かってくれ、しかも丁寧にビニールシートまでかけておいてくれた。この親切は嬉しい)。

その後、駅に戻って・・・
新宿駅でのマスク(言わずもがな、だが、口を覆うあのマスク、である)率の多さに驚き、

JRの最寄り駅から自宅までの道では、「あれ?電線って、こんなに多かったっけ・・・」とやたらと空中の電線が気になり(思わず写真にまで撮ってしまった)、
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道のアスファルト舗装に反応し(ちなみにヴェネツィアは石畳。スーツケースを運ぶ時にはすごい音がする)、橋が無いことに反応し(当然なのだが)、

「おおお!路上喫煙すると過料2000円も取られるのか(これ、イタリアでやったらどれだけ儲かるのだ)」と路上の注意書きに反応しているうちに・・・家に到着。
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完全に感覚が異世界からのオノボリさんになっている。
これを脱するには・・・今暫く時間がかかるだろう・・・。
観光スポットに行かずして、既に刺激的な日本、そして東京なのであった。



今年もお世話になりました。みなさま、よき年越しをお迎えください。
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by sumiciki | 2011-12-31 18:16 | 日本

ヴェネツィア在住。雑記帳ブログ。
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