ヴェネツィア・スクラップブック

カテゴリ:ヴェネツィア( 9 )




夜の光と陰と、そしてアックアアルタ

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ここのところ「水難の相」が出ているのか(?)、ちょうどアックア・アルタ(ヴェネツィアの高潮現象)がある時間帯に限って、水に浸かりやすい場所で仕事をする羽目になっている・・・。
ツイテいないと言えばそうなのだが、まあ、濡れるだけで別に自分が溺れたりするワケではないので、よしとしよう。

という訳で、今日は事前に「夜22時40分に105センチ」という予報が出ていたので、昼から既に長靴を履いて外出。
午後にはまだ雨も降っていないしもちろん水も上がっていないので、既に長靴を履いてスタンバッている私はちょっと浮いた格好になっていた。

が、履いていてよかったー。

21時45分頃のサンマルコ広場。

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ご存知の方も多いと思うが、サンマルコ広場はヴェネツィアの中でも地面のレベルが最も低い場所のひとつ。
なので、既に広場のあちこちから、水がゴボゴボと、勢いよく湧き出て来ていた。

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少しアップにすると、こんな感じだ。

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サンマルコ広場の場合、水は、「運河から溢れる」のではなく、「下から浸み出て」来る。

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事前の予報に合わせて、広場には既に歩行用の台が渡されていて、広場の中の水に浸かってしまった所を通る人達は、この上を通って行く。

広場のカフェのテラス席。さすがに無人。

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回廊も、こんな感じ。
長靴を履いている人しか通れない状態。

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でも、夜の小雨と、光と陰と地面に拡がって行く水。
ヴェネツィアは時としてこんな美しい一時を現出させることがある・・・。

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長靴履いてきて、本当によかった!

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ちなみに、今回の105センチとは、全く日常レベル。
昨年11月の水位149センチレベルのサンマルコをご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
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by sumiciki | 2013-04-08 20:48 | ヴェネツィア

久々の、晴れの一日

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「太陽は、いつになったら拝めるのかねえ」と、こちらヴェネツィアの友人達と話に出る位、ずっとぐずついたお天気だったヴェネツィア。

気温もまだ寒くて、外出の時にはまだダウンを着て出ています。

そんな中の、待ちわびた晴れの日。

サンマルコ近くのお土産屋さん。

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ゴンドラも、今日はお客さんが多くて忙しそう。
ゴンドリエーレも、いつもより元気そうに漕いでいるのは気のせい?

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サンマルコ広場で時間を潰していたら、
お揃いのコスチュームを着た若者のグループが、サンマルコ小広場に登場。

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勇ましい太鼓のリズムに、旗回し。
集まった人達から、大きな拍手。

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ここのところ時々ある、アックア・アルタ用の歩行台も、今日は観光客のベンチ代わりになっていました。

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そろそろ、ヴェネツィアにも暖かい春が来てくれるといいのだけれど・・・。
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by sumiciki | 2013-04-07 19:14 | ヴェネツィア

4月1日

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(リアルトの市場近くで見かけた、花の小舟。まだまだ寒いヴェネツィアですが、そろそろ春、か・・・。)


自分の前回のブログのアップを見たら・・・12月のクリスマス後だった。

「2013年はぼちぼちブログを書き続けよう」と新年に思った気がするが(既にうろ憶え)、気がついたらもう4月。あまりの不精さに我ながら眩暈がする。ぼーっとするにもほどがあります。

友人の中には「sumicikiさん、忙しいからねえ」とフォローしてくれる人もいるにはいたけれど、
実は冬の方が仕事は全然ヒマ、であった。

ヒマなので、日本にも帰国したし、イタリア国内旅行もした。

・・・のに、何も書いていないというのは、私が日本語で作文するのはひーこら労力を要するのと(イタリア語の作文はもう言わずもがな、なので、つまり全ての言語において作文は絶望的)、ただただもう不精な性格だから、に尽きるのでした。
日々ブログを更新している友人諸君に敬服&拍手。

継続は力なり・・・ということで、日本語力キープのためにも4月からまたボチボチ再開しようかと思います。
(しかしこの断続的な状態を継続と言っていいのかどうか・・・。)

しかし今日は4月1日、エイプリルフール。
これがウソになりませんように。

追記:ブログのブランク期間にコメントしてくださった方々、お返事もせずに申し訳ありませんでした!!!
こんなブログですが、あたたかい目で見守ってやってください・・・。
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by sumiciki | 2013-04-01 01:05 | ヴェネツィア

クリスマスも過ぎ・・・?


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(↑リアルトで見つけた、フェルト製のプレゼピオ。モコモコしているところが、ちょっとカワイイ)

クリスマスもあっという間に過ぎ、今年もあと僅か。
きっと今頃日本の街では、あっという間にクリスマスからお正月への衣替え(?)が行われて、クリスマスの残り香は既に消えているのではないだろうか。

一方こちらヴェネツィアでは、まだまだサンタさんやクリスマス・ツリーがたくさんお目見えしたまんま・・・。
「クリスマスから新年への転換の速さ」・・・これって世界中こうじゃないんだな、と知ったのは、こちらヴェネツィアに住んでからのこと。

そして時々クリスマスの時期に日本に帰ると感じるようになったのは、
「あれ?イエスとマリアがいない・・・」ということ。
日本のクリスマスで目立つのは、なんといってもサンタクロースとクリスマス・ツリーで、イエスやマリアを含めた聖家族は殆ど見かけない、ということがどうも気になる(別に悪い意味ではないのだけれど)ようになった。
「日本は仏教国だから、宗教的色彩は濃くせずにクリスマスというイベントを祝う」と言ってしまえばそのまんまなのだけれど。

一方、こちらカトリックの総本山(?)バチカンを擁するイタリアのヴェネツィアでは、サンタクロースと共に、もちろんイエスやマリアもたくさん街にお目見えするし、クリスマスが過ぎたからといって、すぐにその飾り付けをしまい込むこともしない。
年が明けて新年になっても、まだサンタさんも、クリスマス・ツリーも、イエスもマリアも街にたくさんいるのです(笑)。

これは、クリスマスという祝日の後、年明けの1月6日が公現祭(エピファニア)で、キリストの顕現を祝う日まではキリストの降誕節として続いている、という考えがあるからだろう。
1月6日を過ぎるとさすがにサンタさんやクリスマス・ツリーも姿を消すけれど、
新年早々にイタリアを訪れた日本人にしてみると、「あれ?年が明けてもまだサンタさんがいる・・・」という発見(?)になる。

同じクリスマスでも、各国色々な祝い方だなあ、という実感。
でもきっと、多くの子供達にとって「サンタさんがプレゼントをくれる」祝日は同じように嬉しい日に違いないんでしょう。

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by sumiciki | 2012-12-28 00:36 | ヴェネツィア

霧のサンマルコ 

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つい先日、黄金色の夕暮れのサンマルコをアップしたばかりだけれど、
今日は、霧に包まれるサンマルコ。

昼間の天気は、少し変わっていた。
霧が出ているのに、その霧の向こうから陽が射す。
対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島も霧の向こうでよく見えないのに、
その上に太陽が光を柔かく投げているのだった。

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こちら↓は夕方のサンマルコ近く、リーヴァ・デリ・スキアヴォーニの写真。
先日の、黄金色の夕暮れの日と同じ時間というのが嘘のよう・・・。
こちらの霧の景色も美しい。 が、
・・・・・・寒い。

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by sumiciki | 2012-12-18 22:37 | ヴェネツィア

アックア・アルタ:通常レベル編


前回ご紹介した11月11日のヴェネツィアのアックア・アルタ(水位が上がる現象)は水位149㎝という高水位だったけれども、秋冬を中心に何度も起きる通常レベルの水位のアック・アルタを今回は簡単にご紹介。
つまり、「地元の人の日常生活に馴染んだレベルの浸水」のご紹介。
こちらヴェネツィアにお住みの方には「なにを今更」という内容なので、どうぞ読み飛ばしてください。
ちなみに写真は10月末のものです。

アックア・アルタの水位100㎝以上の場合には、水が上がる数時間前に街にサイレンが鳴ります。
以前はウーウーと鳴るまるで空襲警報か?と思う様なサイレンでしたが、少し前から変わって、デジタル音で水位によって音の高さが変わって行くのでより分かりやすくなりました。
自治体のサイトで事前に予報も確認できるし、住民は登録すると携帯に高水位の場合にSMSが入るようにもなっています。

こちらは私の住むアパート前の路。

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水がジワジワと浸み出し・・・

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だんだんと路を覆い・・・

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こうなります。
これが1~1時間半位のうちに起こるので、「ちょっとそこまで」とぶらりと買い出しに出掛けたりすると、行きは無事でも帰りには浸水、ということもあり。

でも、長靴を履けばそれで済むので、地元の人達はいつもと変わらず、長靴を履いて出ます。

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私が「魚屋長靴」と呼んでいる、腿まである長靴も、ここヴェネツィアで履いているのはもちろん魚屋さんだけではありません。
ちなみに今年は私も購入を検討中。

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バールでも、浸水した店内でいつものように、カフェを飲んで。

浸水防止の為に、お店などでは入口に金属板を設置します。
浸水時の、お店の出入りは、こんな感じで。

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街の中の所々には、パッサレッレと呼ばれる歩行用の台が設置されるので、そこを渡れば水に濡れなくてすみます。が、台は途中で切れていたりもするのでご注意。

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ツーリストの人で、浸水している時間帯に移動する人は、お気の毒。
こんなことになってます。

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ビニール製のカンタン長靴も売っています。大体10ユーロ位。

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ちなみにアックア・アルタが起こるとその時間帯は、水上タクシーが小さな橋の下を通れなくなる為(水位が上がるので)、いつもはホテルまで辿り着ける筈が、ずっと手前で降りなくては行けなくなります。
逆にホテルから出発する場合には、同じく水上タクシーがホテルまで来られない為、自力で水上タクシーが来られるポイントまで移動しなくてはいけません。これは、なかなか大変。
カナルグランデ(大運河)沿いのホテルなら、問題はありませんが(小さな橋をくぐる必要がない為)。
なんとも特殊なヴェネツィアの交通事情・・・。

水は数時間すると引いていきます。浸水していたのがウソのように引いていく。
それから地元の人達は、一斉に掃除開始。

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こちらは、浸水した同じ路の、ビフォア&アフターの写真。

通常レベルのアックア・アルタのご紹介、でした。
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by sumiciki | 2012-11-17 00:37 | ヴェネツィア

アックア・アルタ、149センチ

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ブログアップ、大分長いことご無沙汰してしまいました(見てみたら前回のアップから3カ月以上経っていた・・・)。

先週日曜日のこちらヴェネツィアのアックアアルタ(高潮現象)による浸水の状況が日本のニュースなどで大きく採り上げられたようで、日本の友人知人の皆さんから「大丈夫??」というご心配メッセージをたくさん頂きました。ご心配いただき、どうもありがとうございました。
全然大丈夫ですので、ご安心を。

確かに当日は大変だった。
よりにもよって、私は最高水位の時間帯にサンマルコ近く(地面のレベルが低いため浸水がひどいエリア)で仕事。膝丈の長靴はもはや役に立たず、腰まで濁った水に浸かりつつ、ザブザブと水の中を掻き分けながら移動していました・・・。

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当日のサンマルコ広場の写真。できることならここは通りたくなかった・・・(涙)。
観光施設や店舗は全てクローズ。
いるのは、喜ぶ(?)観光客のみ、という状態。

こちら↓は、サンマルコ小広場入口。雨と風で、波打ち際のようになっていた。

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通常の水位の場合には歩行用の台が設置されるのだけれど、この日は水位が高く(台の高さ以上に水が上がる)、台も流されてしまう為、既に撤去されている。
ので、移動する観光客は放置されていたカフェの椅子の上を歩いていた。

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広場内のカフェのテーブルや椅子はこんなことになっていた。

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サンマルコ小広場から、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島を見ると、運河と路の区別が既につかなくなっている(ちなみにゴンドラの向こうが運河、手前は普段は路、であったところ)。
この頃になると、私も全身濡れネズミ状態だった・・・。

ちなみに、サンマルコ近くのホテルはというと・・・。
レセプションでは、浸水したままホテルのスタッフが対応していた。なんともお気の毒。しかし彼等は慣れている。



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ホテル入口に水の侵入防止用の金属板を設置するも、もはや役に立たず。

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ホテル内の朝食ルームも、こんな状態に。

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ホテルのロビーも当然ながら水に浸かっている。全てのテーブルや椅子の脚をビニールでカバーしている。ホテルのスタッフも、なんとも大変なことです・・・。

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トイレ内・・・(こんな写真ですみません)。

市民と観光の足となる水上バス「ヴァポレット」は運休だったり区間限定での運転となり、水上タクシーは強い風と波のためラグーナ(潟)を渡る事ができなくなり運休(街の中のみ運行)。つまり交通手段が激減する。この時間帯に駅や空港に向かわなければならなかった観光客の方達は、さぞ大変だった事だろうと思う。雨の中、スーツケースを肩に担いだり頭の上に乗せて(水位が高いので手に下げていられない)ザブザブと水の中を裸足で行く人も・・・殆ど拷問に近い状態である。


これらの写真だけ見ていただくと、「ヴェネツィア大変!大丈夫??」と思われるかもしれませんが、(そして日本でも「ヴェネツィアがピンチ!」という様な形で報道されているらしいですが)、これが、全然大丈夫なのである。

これだけ凄い浸水で、その時間帯は大変極まりないのだけれど、水は数時間経てばすっかり引いてしまう。
そしてヴェネツィアの人達はそれを誰よりも知っているから、落ち着いたものである。
彼等は腰丈まである長靴(←魚屋さんが履く様な長靴)を履き、水に浸りながらバールでいつもの様にコーヒーを立ち飲みしている。地元の人にとって、水位は高いがいつものアックア・アルタの延長でしかないのではないかと思う。

もちろん事前に店では商品を上げたり、歩行台を設置したり、休業せざるを得なかったり、浸水後に掃除をするのは大変だし不便ではあるけれど、「水はやがて引く」という事を知っている安心感というのは、なんとも大きいものだな、と、彼等を見ていると感じる。

これだけ浸水しても、別に救助隊が出動する訳でもない。水に流されて行方不明者が出る訳でも、避難民が出る訳でもない。建物が倒壊する訳でもない(浸水による傷みはあるとしても)。そちらの方が断然「凄い」のではないか、と思う。

だから、本当に「凄い」のは、浸水したサンマルコではなく(まあそれはそれで大変なのだけれど)、それがまた暫く時間が経つと引いていく、そんな街を造り上げ水をコントロールして来た、ヴェネツィアの先人達の知恵と努力がではないか、と思うのは、私だけだろうか。

日本のニュースでも、浸水したサンマルコの映像だけではなくて、その後グングンと水が引いていく様子も報じれば、もっと「ヴェネツィア」が特殊な街だという事が伝わるのではないかと思うのだが・・・。

ちなみにこの時期はイタリアでも全国的に悪天候で、トスカーナ地方などで川の氾濫など大きな水害が出ている。イタリアの全国版ニュースで悪天候を報じた報道では、もちろんヴェネツィアで「記録的な水位のアックア・アルタ」と報道はされたが、それよりも先に他の地方の被害を大きく採り上げている。
だから深刻なピンチなのはむしろ普段水に慣れていない(街の構造自体が違う)他のイタリアの街の方だと思うが、日本の報道ではヴェネツィアの浸水ばかりがピンチと採り上げられているようだ。


最後に、数時間経って水がすっかり引いた後のヴェネツィアの街の風景(リアルト橋付近)。少し前まで川状態だった場所が、何事もなかったかのように元に戻っている。
浸水で大変な目に遭った私としては、「さっきの苦労は一体何だったんだ・・・」と虚しくなるひとときである・・・。なんとも気まぐれなヴェネツィアの街、なのでした。

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by sumiciki | 2012-11-14 21:30 | ヴェネツィア

カーニヴァル、突入

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イタリアではまたもや寒波と悪天候・大雪被害が相次いでいて、テレビのニュースでは、ローマのフィウミチーノ空港では今日のフライトの50%が離陸できなかったとか。水や電気が無い状態で何日も孤立している地域もある。

一方ヴェネツィアでは寒くはあっても雨も雪も降らず。なんともありがたいこと。
ヴェネツィアでは2月4日からカーニヴァルが始まっている(しかし先週末は悪天候でイベントが中止になったりしていた)が、本格的になるのは今週末から。

今日サンマルコ広場を通ったら、すっかり広場はカーニヴァルの雰囲気に突入していた。

広場を歩く人達、こんな感じ。

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こんなのも、あり。

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カフェでくつろぐ人達、こんな感じ。

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ガラス越しに写真を撮りまくられ、半ば動物園状態(でもきっと彼等は嬉しいだろうけど)。

大の大人達が、気合いを入れて仮装する。街を歩き、店に入り、カフェを飲み・・・。
街全体が、一気に仮装大会に突入した感じだ。

広場には舞台が設けられ、コスチュームのコンテストらしきイベントが開かれていた。

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その脇には、カフェが。

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ドゥカーレ宮殿前には、仮設の「ワインの噴水」が。

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その前で、ワインを売っている。

サンマルコの鐘楼を見上げると・・・

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よく見ると、ワイヤーが鐘楼から仮設舞台の方に下がるように伸びている。(写真では見えにくい、というか殆ど見えませんね・・・すみません)。

これは、明日の昼に開かれる、毎年恒例のヴェネツィアのカーニヴァルのオープニング・イベントである、コロンビーナの(毎年選ばれた女性が鐘楼から降りる。鐘楼の高さ、96.8m!)イベント用。
明日、天気が持つことを願いつつ・・・。
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by sumiciki | 2012-02-11 22:44 | ヴェネツィア

サンマルコ広場のクリスマス

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ヴェネツィアのサンマルコ広場も、クリスマスらしい雰囲気になってきた。

ちょっと寒いけれど、この時期の夜のサンマルコは、昼よりも美しい、と思う。

サンマルコ広場の鐘楼には、雪の結晶が流れ・・・(上の写真、ブレていてすみません)

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サンマルコ寺院脇の、2頭のライオン像のある小広場には、ツリーと、大きなプレゼーピオ(presepio:キリストの降誕を人形で表現した模型。この時期になるとあちこちで飾られる)が登場。

うん?でもこのプレゼーピオ、なんかへちゃむくれてて微妙な愛嬌が。

実はこれは、「THUN」という、イタリアではそれなりに知られたの陶器ブランドのもの。
クラシックな感じと、イタリアでは結婚式に引き出物に使われたりすることも多いところは、スペインの「リヤドロ」のイタリア版、といったところだろうか(お値段は、リヤドロ程はお高くないが、でもそれなりにする。小さなエンジェルで19ユーロ弱:2011年12月現在)。

このブランド、もとは1950年にボルツァーノで、Otmar Thun伯爵&Lene Thun伯爵夫人によって誕生したらしい。
つい先日行った街ではないか。知らなかった・・・。
そういえば、ボルツァーノの街を歩いていて、クリスマス・マーケットにほど近い通りに、いくつものこのアッチョンブリケ(←若い人はひょっとしたら知らないかも・・・手塚治虫氏のブラックジャックに出て来るピノコです)、なエンジェル達の飾り付けが並んでいるのを思い出した。
それはボルツァーノの街がこのブランドの本拠地だったから、なのだ。

2011年には、「THUN for Art in Italy」として、Lene伯爵夫人が愛した街ヴェネツィアの、サンマルコ寺院内にあるゼン礼拝堂の4人の預言者の修復プロジェクトに出資している。

このアッチョンブリケな感じ、または高木ブーちゃん的な感じが、
実はなかなか、暗い闇にほんのりした温かみを浮かび上がらせているのが印象的。
こういう表情が、実は、何年も何十年も受け入られていく表情、なのかもしれない。

ご参考まで:「THUN」のHPはこちら↓
http://it.thun.com/getattachment/3f53ff9b-48ea-4516-95f2-67fc8c596c47/header_HP_Natale_casa.jpg
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by sumiciki | 2011-12-12 23:20 | ヴェネツィア

ヴェネツィア在住。雑記帳ブログ。
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