ヴェネツィア・スクラップブック

カテゴリ:食関係( 3 )




ヴェネツィアで、アマルフィ料理をたっぷりと・・・

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私はなんでも「美味しい!美味しい!!」と食べてしまうタチなのと、写真が下手なのとで、
今まではレストランや食べ物関係のネタは書かないようにしていたのだけれど、
でもやっぱり美味しいものを食べた感激は書きたくなってしまったので、
今後はボチボチ書かせていただこうかな、と思います。

ただし、写真は下手なので・・・・・・
恐らくそれ程美味しそうには見えないと思います(涙)。
そこは、読んでくださる皆さまの想像力でカバーしていただきたく・・・。

昨日は、仕事の同僚且つ友人と共に、ヴェネツィアのレストランにてプチ忘年会。

こちらのレストラン、「ACQUA PAZZA」は、いわゆる日本語のヴェネツィアのガイドブックには、今まで私は掲載されているのを見たことがない。
というのも、ここはいわゆる伝統的な「ヴェネツィア料理」のレストランではなく、
アマルフィ出身の経営者が、ヴェネツィアでアマルフィ地方の伝統的料理をベースにした料理を提供しているお店だから。
魚介の料理を美味しくそして美しく出してくれるので、「ヴェネツィア料理」にこだわらず、「魚介を美味しく食べたい」という方には、なかなかいいと思う。

そして・・・胃袋の大きめな方、「美味しいイタリア料理をお腹いっぱい食べたい!」という方には、更にいい。(←つまり昨日の健啖家&欠食児童の忘年会メンバーには最適)。
それほど、一皿一皿が、大きくドカーンと、そして美しく、出て来る。
オーダーの時にメニューを見ると、少しお高い感があるかもしれないが、それはきっと一皿が大きいから。日本人の方は、1皿を2人でシェアしてオーダーした方がよさそう。

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私達は、グランセオラ(クモガニ)のパスタに、アスティチェ(オマール海老)のパスタをシェア。
どちらも美味しい・・・。そしてオマール海老のプリプリ感・・・。
それまでおしゃべりに花を咲かせていた私達、急に食べる事に集中・・・「おいしいねえ」「うん、おいしいねえ」と、話題もそればっかり(笑)。
写真が下手で失礼・・・。

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セコンド(メイン料理)には、こちらはヴェネツィア名物でもある魚介のフリット。
イカ・タコ・小魚・海老・小海老などのフリット盛り合わせだが、これがまた大きなお皿でドカーンと出て来るので、くれぐれも一人で一皿オーダーしないようにしましょう(笑)。
フリットがとてもあっさりと軽く揚がっていて、こちらも美味しい。
繊細に、でもボリュームはたっぷりと。

そしてここのお店のデザートの名物は、ソルベ(シャーベット)の盛り合わせ。
色々な季節の果物のソルベの盛り合わせなのだが、
昨日は栗やクルミ、柿、イチジクなどがあって、なかなか珍しく、そしてこれがまた美味しい。
気が焦り過ぎて、写真撮るのを忘れました・・・。

店内の設えや料理は美しく、でもお料理はドカーンと出す・・・このドカーンという感じのおもてなしがいかにも南イタリアらしい。
まるでお店のスタッフ全員から、「うちのレストランに来てもらったからには、満腹になって帰ってもらいますヨ」とサービスされている感じだ。これが嬉しい。そして実際、毎回100%満腹になって、「ま、負けた・・・」という感じでいつも帰途に着く私達。

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そしてこの「ドカーン」というおもてなし感、これは他にもひとつある。
イタリアで外食する場合、大抵「コペルト」というテーブルサービス料のようなものがかかるのだが、
ここのレストランはそのコペルトが一人当たり5ユーロと、ちょっとお高め。
ただし、そのコペルトの中には、突き出しに出て来るたっぷりのブルスケッタと、食後のお酒(リモンチェッロやメロンのリキュール等)が含まれていて、食後のお酒などはボトルでドーンと(昨日は2本も)出してくるので、これはお得だと思う。特に食後酒がお好きな方には。「好きなだけ飲んでって」というもてなしぶり。

個人的には、春夏秋の、広場に面した屋外席が気に入っている(冬の寒い季節は室内席のみ)。
サンタンジェロ広場を眺めながら、風通しの良い屋外席での食事は、とても気持ちがいいです。

そして、美味しくたっぷりの大皿のお料理には、もちろん共におしゃべりを楽しむ健啖家の仲間が不可欠!
来年もまた楽しいプチ忘年会ができるといいな。




注:ドレスコードで、短い丈のパンツ(ズボン)だと入店できません。男性の方はその点だけご注意を。

(1枚目の写真のみレストランのHPより拝借)

Ristorante Acqua Pazza
San Marco 3808,30124,VENEZIA
(Canpo Sant’Angelo)
Tel (+39)041-2770688
(月)休み
http://www.veniceacquapazza.com/it/
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by sumiciki | 2012-12-14 08:32 | 食関係

ヴェネツィアにも産直野菜が

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 ヴェネツィアのラグーナに浮かぶ島のひとつ、サンテラズモ島。
 ここは、小規模ながらも農業の島、畑のある島としてヴェネツィアでは知られている。
リアルトのメルカート(市場)で売られている野菜も、よく札書きを見てみると、「サンテラズモ産」と書いてあるものがあるし、ハチミツなどもここで売っていたりする。

 ヴェネツィアの友人から、この島の産直野菜を直接買うことができるのよ、と聞いて、それはいい!とすぐに登録。それ以来、その時間帯に仕事が入っていない日はできるだけここの野菜を注文するようにしている。

 二日前までにHPもしくはダイレクトメールの注文票を使って注文しておき、指定の日時に指定の受け取り場所に行くだけ。
 ちなみに受け取り場所というのは、運河沿いの道。ここに船で野菜を運んできてくれるのだ。

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 指定時間の少し前に行くと、既に何人ものお客さんが、カートを持って待っている。中にはボートで乗り付けて、運河の上で待っている人も。

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 暫くすると、直接野菜を積んだ船が登場。
一人もしくは二人のお兄さんが乗っていて、既にお客さんの注文別に野菜を入れた袋を持って、ひとりずつ名前を呼んでいく。そして待っている方は「はーい、私」と返事して、運河と道のところで代金と野菜を引き換えて(あるいは船から船へ手渡して)、それぞれ三々五々散って行く。

 車の無い街だから、それぞれの家庭まで車ではいお届け、とはいかないのがヴェネツィア。
注文した方も、美味しい野菜を食べるためには指定場所まで行って、野菜を自分で運ばなくてはいけない。
かくいう私も、徒歩15分程の距離を(遠くはないが)、たいてい10KGの野菜を運ぶ(途中、橋が7つある)。

 それでも、これだけのお客さんが待っているのは、ひとつにはヴェネツィアの人は荷物を持って橋を渡り渡り歩くことに慣れていることもあるだろうし、またひとつには、それだけ野菜が美味しい、というシンプルな理由があるんだろう。それ程に、美味しい。
初めて友人宅でここのミニトマトとキュウリを食べさせてもらった時には、あまりの野菜そのものの美味しさと味の濃さにのけぞった。

 東京育ち&スーパーマーケットの野菜育ちの私は、今、彼等に「旬」というものを教えてもらっている。旬、という言葉では簡単すぎるかもしれない。野菜は、彼等が一年かけて、種を撒き苗を仕込み、今年の気候はどうだろう、と気を揉みながら栽培し、虫を除き、人の手で収穫した物が、私の口まで届くのだということ。それは、時間のかかるものなのだということ。
 例えば、スーパーにトマトが並んでいる時でも、彼等の注文票にはトマトが無い時期がある。それは、その時期は本来トマト(少なくともイタリアのトマト)が穫れる時期ではないことを意味する。注文票の野菜が少ない時期、たくさんの時期。穫れたとしても少ない年・・・。
 
 彼等から毎週届くダイレクトメールには、短いながらも毎回メッセージが付いている。「今年はトマトが豊作です!」「○○の時期は終わりました」「ずっと続く雨で、収穫がはかどらず、今週は品薄です」「前回の受け渡しでは、霧のため受け渡し時間に混乱が出てしまってごめんなさい」などなど。
 それは短い文だけれど、野菜が、いつも同じように、そして簡単に私の手元(そして胃袋)に届くものではないこと、彼等の野菜収穫状況のようなものが伝わってきて興味深いのだ。

 美味しい野菜だが、形は不揃いでひんまがっているものもあるし、土もついているし、時々一緒に虫までついている。先日は、買った菜っ葉にカタツムリ(大きくはないが小さくもない)が乗っていて、しかも彼(?)の体に見合わないほど立派なフン(出したてホヤホヤでツヤツヤ)までしていた。スーパーで買った野菜なら悲鳴&文句を挙げるところかもしれないが、これは産直&無農薬野菜、美味しいものは虫にも美味しいのである。しかもこんなに大きなフンまでしているからには、きっと美味しい菜っ葉に違いない・・・と思って食べたら本当に美味しかった。

 いいなあとつくづく思ってしまうのは、値段。これがまた安い。美味しいのに安い。
スーパーの野菜にちょっと毛が生えた程度のお値段。八百屋よりも安い。中間業者を入れないから安くて当然でしょ、とも思えるけれど、美味しい産直野菜と銘打って値段を上げることを、彼等はしていない。
 これは、誰にでもできる事ではないのではないか?と思う。

 以前リド島に住んでいた友人が、リド島のメルカートのお店の中にも、自分達の畑で作っている野菜を自分達で売っているお店があって、「そこの人達だけ目が違うのよ。自分で作ったものを自分で売っている人は、どこか目が違うの」と言っていた。
 その言葉は、ずっと私の頭の中に残っていた。作った人本人が売る、ということ。作る人と売る人が違う、ということ。食べる人が誰から買うか、ということ。利用する物流システムによって、買った人に見えないこと、そして逆に見えることがある、ということ。

 今、彼等から野菜を受け取りながら、いつも彼女の言葉が頭に浮かんでいる。

サンテラズモ島の産直野菜、カルロ&クラウディオさんのHPはこちら↓
http://www.isaporidisanterasmo.com/indexs.html
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by sumiciki | 2011-12-17 06:57 | 食関係

アーモンドは殻付きで

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このブログを始めて、初めて「食べ物」について書きます。

ただこのブログ、ヴェネツィアやイタリアの美味しいお店や料理をご紹介する目的のブログではないので、そのような情報をお探しの方、イタリア在住の私の友人達が本当に美味しそうにお店や料理をご紹介していますから、リンクからそちらをご覧ください(笑)。
なぜイタリア料理や美味しいオススメのお店をブログでお伝えしないのかというと、答えは簡単で、雑食性の私は写真を撮る前に美味い美味いとたいらげてしまうからです。
それにイタリアにはそれこそ日本人の料理のプロが大勢いますし、美しい写真と共に、詳しく料理法を紹介されています。

でも時々ハッとするような食べ物や食べ方・食習慣には出会うわけで、そのような食べ物を、私なりに時々採り上げていけたらと思います。きっと、料理というよりは、食材や地方の特色あるもののご紹介になるのではないかと思います。

最近のマイブーム、それは「殻付きアーモンド」。
日本にいた時には、アーモンドが殻付きで売っていることを想像すらしていなかった私。
殻を剝いて売っているものと殻付きのものとでは、こんなにも味の濃さが違うのか!と驚愕し、ここのところ食べに食べ続けている。
先日など、いつのまにか夕食のメニューが「アーモンド一袋」というまるで冬を迎える前のリスの様なことになってしまった。それ程に、美味しい。
私の食べっぷりに呆れながらもイタリア人の友人が教えてくれたところによると、南イタリア、特にシチリアのアーモンドが美味しいのだとか。いつか、シチリアにアーモンドを食べに行ってみよう。
ちなみに、ヴェネツィアでは、八百屋さんで袋入りで売っています。
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by sumiciki | 2011-02-15 00:24 | 食関係

ヴェネツィア在住。雑記帳ブログ。
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