ヴェネツィア・スクラップブック

ダブル・ストライキ

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日本から来た私にとって、イタリアは堂々たる「ストライキ大国」である。

鉄道でストライキ、バスでストライキ、飛行機でストライキ、学校でも病院でも・・・ストライキ、またストライキ、の感がある。日本と違って、公務員のストライキが認められているからだ。

今まで、大抵は金曜日がストライキの日、だったので、金曜日は注意していたのだが、ここ最近になって(少なくともヴェネツィアでは)、金曜日に限らず、例えば土曜日や月曜日など、他の曜日にも実施されるようになってきている。土曜日は週末、月曜日は週始め・・・どちらにしても、公共の交通機関利用者にしては、不便極まりない。

ヴェネツィアでは、時々ヴァポレット(水上バス)が、半日、というか、3~4時間程度のミニ(?)ストライキみたいなのもやる。ローカルエリアのストライキだろう。
これの始末の悪いところは、全国的なゼネラル・ストライキと違って事前の周知を殆どしない事だ(全国的なゼネストの時には前日にテレビのニュースなどで報道する)。「殆どしない」というのが言い過ぎだとしたら、「極めてひっそり」としか周知しない。
普段あんなに声が大きいのに(関係ないか)、なんでこういう時だけひっそりとやるの!!と言いたくなる程、小さい張り紙だけの周知だったりする。

例えば・・・(ヴェネツィアに旅行を検討中の方はご注意を。または既に経験済みの方もいらっしゃると思う)
ヴァポレット(水上バス)の停留所で待っている→(本来10分で来るところが)30分経っても来ない→ひょっとして・・・?と怪しみ始める→停留所のチケット売り場のオネエサンに聞いてみる。「ひょっとして・・・」→オネエサン答える「13時までストライキよ」→「なんで教えてくれないの!?」→オネエサンが指さす、停留所脇にひっそりと貼ってある小さな張り紙を・・・。
これでは、観光客はまず気付かないだろう、地元の人でも気付かない人は多いのだから。

ヴェネツィアの島が特殊なのは、公共のバスが無いならタクシーで、とは簡単にいかないところだ。
水上タクシーはハイヤーみたいなものだから、気軽に利用できる類の乗り物ではないので、そこまでお金を払いたくない人はもう、自分の足で歩かなくてはいけない。時には、スーツケースを持って、橋をいくつも渡って。

しかもこの金曜日はダブルで来た。鉄道のストライキと、陸バス&水上バスのストライキと・・・。

ところで、他のヨーロッパの人にしてみたらどうなのだろうか?このイタリアのストライキの頻度は、普通なのか、多いのか。是非とも聞いてみたいところである。
先日、ロンドンに駐在している方が、「イギリスもストライキは多いです」と言っていたけれど。

なにはともあれ、観光客はもちろん、アテンド泣かせのストライキ大国なのでした。
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by sumiciki | 2011-12-18 10:10 | 日々の生活で

ヴェネツィア在住。雑記帳ブログ。
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